焼津市とJR東海が連携!「LOCAL RESEARCH LAB 焼津」ラボメンバー募集中

焼津市は、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)が運営する地域共創プロジェクト「conomichi(コノミチ)」、デザインファーム「KESIKI」と連携し、総務省が推進する「ふるさと住民登録制度モデル事業」の一環として、フィールドリサーチプログラム「LOCAL RESEARCH LAB 焼津」を実施します。焼津市内外からラボメンバーを募集中で、募集期間は2026年9月17日〜11月14日です。
なぜ今「LOCAL RESEARCH LAB 焼津」なのか
焼津市は静岡県中部、東京と名古屋のほぼ中間に位置し、日本有数の水産都市として知られています。焼津港ではミナミマグロやカツオ、大井川港ではサクラエビが水揚げされ、鰹節や黒はんぺんといった水産加工品は全国に流通しています。焼津温泉(塩化物泉)や、駿河湾越しに望む富士山の景観も焼津ならではの魅力です。
一方で、人口減少と都市部への若年層流出による「地域内の担い手不足」が大きな課題となっています。そこで今回のプログラムでは、外部人材を単なる「顧客」としてではなく、地域住民と対等な立場で地域づくりに関わる「共創人口」として位置づけ、焼津市の新たな価値や資源を一緒に発掘していくことを目指しています。

「共創人口」とは、conomichiが提唱する独自の概念で、「地域の資源や営みを『自分ごと』として共に育んでいく地域内外の人々」と定義されています。従来の「関係人口」よりも一歩踏み込み、まちを体験するだけでなく、その経験を地域住民と一緒に編み直していく関わり方です。
プログラムの内容
「LOCAL RESEARCH LAB 焼津」は、サービスデザインの視点から焼津の地域資源を見つめ直し、「ふるさと住民登録制度」のコンセプト開発を目指す、全5日間の実践型ラボです。焼津市外からの参加者と市内の参加者がチームを組み、現地での地域資源調査を行います。

プログラムでは、地域住民を指す「土の人」と、外部から訪れる参加者を指す「風の人」という2つの視点を掛け合わせながら、焼津の当たり前の風景や文化を客観的・多角的に見つめ直す「再読」というプロセスを重視しています。
実施スケジュール
日程 | 内容 |
|---|---|
2026年11月15日(日)10:00〜18:00 | フィールドワーク①(現地・キックオフ) |
2026年11月17日(火)19:00〜20:30 | オンライン① |
2026年11月中旬〜12月中旬 | 個人フィールドワーク |
2026年12月23日(水)19:00〜20:30 | オンライン② |
2027年1月16日(土)10:00〜18:00 | 最終フィールドワーク(現地) |

対象者
以下のいずれかに当てはまる方を想定しています。
- 地域資源を活かした経済活性化に関心がある
- 地域コンセプト開発に関心がある
- 自身のビジネスアイデアを実装する場所を探している
- サービスデザインやデザインリサーチを学びたい
- 焼津で志ある仲間と出会いたい
参加費・定員
募集枠は20名程度(先着順)で、焼津市内居住者・学生とそれ以外の参加者で定員・料金が分かれています。早割の適用は2026年10月25日までです。
対象区分 | 早割価格(10/25まで) | 通常価格 | 定員 |
|---|---|---|---|
焼津市に居住地・活動拠点がある方/学生 | 10,000円 | 15,000円 | 10名 |
その他 | 25,000円 | 30,000円 | 10名 |
参加費に交通費・宿泊費・その他諸経費は含まれません。
交通費・宿泊費の補助制度
本プログラムは総務省「ふるさと住民登録制度モデル事業」に採択されていることから、参加者向けの交通費・宿泊費補助が用意されています。
新幹線利用時のポイント還元
東京・品川・新横浜・名古屋・岐阜羽島・米原・京都・新大阪〜静岡間で東海道新幹線を利用すると、片道1回あたりTOKAI STATION POINT 1,100ポイントが還元されます。往復3回(片道6回)まで、上限6,600ポイントです。
利用にはTOKAI STATION POINTアプリのダウンロードとEXサービス(エクスプレス予約・スマートEX)での予約、事務局への申請、焼津市アンケートへの回答が必要です。利用期間は2026年9月28日〜2027年3月5日です。
宿泊費補助クーポン
宿泊料金が一般参加者は20%OFF、学生は50%OFFになるクーポンが用意されています。1回あたり上限5,000円(税込)、最大3回まで利用可能で、利用期間は2026年9月28日〜2027年3月4日です(対象宿泊施設は調整中)。

運営を担うメンバー
プログラムはJR東海の「conomichi」と、デザインファーム「KESIKI」が中心となって運営します。KESIKIは「文化と経済の循環をつくる」をミッションに、地域や企業、サービスのコンセプト設計を手がけるデザインファームです。
- 吉澤克哉(東海旅客鉄道・conomichiプロデューサー):conomichi立ち上げ段階から関わり、累計30地域で共創プロジェクトを展開。環境省グッドライフアワード特別賞受賞。
- 長澤彩夏(東海旅客鉄道・conomichiディレクター):人文地理学専攻、離島でのフィールドワーク経験を持ち、現在は大学院で社会心理学を研究しながら勤務。
- 牛丸維人(KESIKI ディレクター):人類学・デザイン・映像・ビジネスを横断するリサーチが専門。デンマークで映像人類学修士号を取得し、フィリピンでの長期フィールドワーク経験を持つ。
- 笹井陽太(KESIKI デザイナー):福井県出身、武蔵野美術大学在籍。高校時代から地域創生に従事。
参加者のリサーチ結果やアイデアは、焼津市の「ふるさと住民登録制度」における担い手活動のコンセプト開発に直接活かされる予定です。
申込方法・注意事項
参加申込みは、conomichiのイベント詳細ページの「参加申込み」ボタンからJR東海MARKETへ遷移して行います。
キャンセルについては、実施日の8日前(11月7日)までは返金がありますが、7日前〜当日(11月8日以降)のキャンセルおよび無連絡キャンセルは参加費の100%を負担する規定になっているため、申し込みの際は日程の確認をおすすめします。
また、天災や交通機関の不全などにより実施日時・内容が変更・中止となる場合があり、その場合でも返金できないことがある点や、当日は写真撮影が行われる可能性がある点にも留意してください。
まとめ
「LOCAL RESEARCH LAB 焼津」は、1500年以上続く水産のまち・焼津の地域資源を、外部から訪れる参加者と地域住民が一緒になって見つめ直す実践型プログラムです。地域づくりやサービスデザインに関心がある方、焼津で新しい出会いを求めている方は、募集期間中に詳細を確認してみてはいかがでしょうか。
詳細・申込みは公式サイトをご確認ください。